ブログでハウスメーカーの体験談を探そう
2020年06月27日注文住宅の建築をする際には施主もある程度、イニシアチブをとったり建築家やハウスメーカーの担当者と密な連絡をとるなど、積極的に行動することが求められます。予算をいくらにするのか、デザインはどこまでこだわるべきか、何に予算を重点的に割り振るべきかなど検討する課題は多岐にわたります。建築後はやり直しがきかないのが一般的なので、完成してから後悔しないように情報収集は非常に重要になってきます。情報収集で身近で活用しやすいのは、実際にハウスメーカーを利用してマイホームを手に入れた人が開設しているブログを参考にすることです。彼らのブログにはリアルな体験談と、実際の経験から見えてくる改善案なども具体的に紹介されています。そこでハウスメーカーを利用したブログで参考になる体験談の特徴や後悔したポイントなどについて検討してみましょう。
注文住宅でありがちなのが、予算を巡る体験談です。担当者と打ち合わせしていると気が付いたら予算オーバーしていたり、希望条件を担当者に伝えると後日予算を超えた見積もりを目にすることになる、などが典型的です。予算を決めるときには、どこまで住居費用として毎月負担できるのか、がポイントになります。一般的には月収の25-35%に納めるべきとされています。予算オーバー時には、家の外観をシンプルにまとめたり、優先度の低い設備はグレードをおとすなどで対応する必要があります。お住いでは外観、見た目も大事です。デザインにこった仕上がりにはなったものの、いかにも流行にながされた印象をもつこともあります。デザインにこだわり建築家を選ぶと、感性が合わず打ち合わせが難航することもあるかもしれません。デザインを検討するときには、奇抜さを追及するより先に定番デザインをいくつかピックアップして自分に合いそうなものから選択するのが無難といえます。
注文住宅はデザイン料などが加算されることもあり、建売住宅より建築費用がかさみます。予算を抑える観点から土地の立地条件には目をつぶって、土地を選定することもあるようです。ブログでも予算の問題を先行して、住んでみると周辺にスーパーがないので非常に不便で後悔するというのはよく見受けられます。完成後は生活の本拠になる以上、自分や家族のライフスタイルとずれができてしまうことがないように土地選びにも慎重に臨む必要があります。家のデザインなどは妥協が効く問題ですが、土地の立地条件は購入してしまえば変更することは出来ないからです。